この日に収録されているお勧めアルバムは、以下3枚。
- Waltz for Debby, Bill Evans (NYC, 1961)
- Sunday at the Village Vanguard, BIll Evans (NYC, 1961)
- Full House, Wes Montgomery (CA, 1962)
Bill Evansの2枚は、ピアノトリオジャズの名盤で、普段からの愛聴盤であるが、先日、丁度録音から50年の節目を迎えたこともあって、いい音で聴きたいと、行きつけのジャズバーに行き、リクエストしてかけてもらった。
流石によいオーディオ機材だと、我が家では再現できない音と臨場感があり、何度聴いても、何かしらの発見がある、飽きのこない素晴らしいアルバムであると再認識した。
Walts for Debbyは、曲もさながら、なんといってもドラムのPaul Motianのシンバルとブラシワークの美しさが秀逸で、共演者が刺激的でないと性急になりがちなBill Evansもこのアルバムでは、共演者の音に耳を傾けて落ち着いた演奏をしているのが、これが名盤になった由縁ではないかと思う。ジャズクラブの最高峰、Village Vanguardでの録音ということで、初夏6月の緑が萌えてウキウキするManhattanの高揚感が、観客等の雰囲気を通して何となく伝わってくる。これもトリオの演奏にも影響を及ぼしているのではないだろうか。
ちなみに、このトリオで唯一存命中のPaul Motianは、テナーのJoe LovanoとギターのBIll Friselの変則トリオを同クラブで観たことがあるが、リズムを刻むというよりも、空間を埋めるようなスタイルに変わっていたようだ。
これと、同日録音でベーシストのScotto LafaloをフィーチャーしたSunday at the VIllage Vanguardを立て続けに聴いて、オーナーに「今日で50周年なんですよね」と話しかけると、オーナーもご存知で、「そういえば、もう一枚あるんですよ」と言われて紹介されたのが、これまた愛聴盤のWes MontgomeryによるFull Houseだった。このアルバムは、先の2枚の一年後にCaliforniaで収録されている。黒人メンバーで構成されたせいか、グルーブ感と熱気がすさまじく、夏真っ盛りの汗が滴り落ちるような雰囲気を思い起こさせる、個人的には8月をイメージさせるアルバムだったのだが、実は、6月だと知って驚いた。この日のBerkeleyは、暑かったのだろうか。
2011年7月17日日曜日
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